Comfort DesignMat ORYZA

Sustainability サスティナビリティ

基本的な考え方

私たちは、日本人が古来から愛着を持ち使用してきた畳を
現代の暮らしに活用できるよう、人々の健康と福祉を真剣に考えて、
これまで独自研究で答えを持ち、商品開発を行い、販売を行ってきました。
経済優先の考え方を重視することなく、
高気密住宅等での畳素材のあり方、人々の健康性、
安全性などを最大のテーマとして取り組んできました。
湿度の高いこの国での自然素材にまつわる農薬問題、
ダニやカビ問題などが存在することを重要視し解決策を考えてきました。

私たちが選んだのは、
日本人の暮らしのために、湿度環境に影響のない化学素材の畳表です。

自然素材ではかなわなかった農薬からの解放を実現し、
ダニやカビ雑菌も駆除できる素材を採用。
これまで畳は汚れたら交換するという発想でしたが、畳を洗えるものにしたのです。
人間の健康と衛生、快適さに寄り添い、50年、100年先の地球環境を守るため、
農薬を使用せず、洗いながらできるだけ長期間使用できる商品づくりを
私たちは追求し続けています。
乳児・幼児、高齢者だけでなく、アレルギーや持病のある方々にも
安心してご使用いただけるものこそ、
すべての方々の豊かな住生活を実現できる商品であると、私たちは確信しています。

私たちは、畳メーカーとして、
生産した商品がその役割を終えるときまで責任を持つことが使命であると考えております。
お客様にはできるだけ商品を長くご使用いただけるようサポートし、
最終的には自社工場で商品の完全リサイクルを実現できるよう
2023年までに、商品回収再生化システムを完成することを目標にしております。

畳という側面から、人の健康、福祉、
つかう責任、つくる責任をしっかりと見つめて、できるだけ地球環境を守れるように、
微力ながら持続可能かつ環境負荷をおさえた企業活動を
積極的に行ってまいります。

私たちは、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

SDGs(エス・ディー・ジーズ)は2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。

目標達成へ向けた取組事例

  • 人にやさしく

    保育、介護分野へ安全安心の畳をお届けします。
    赤ちゃんからご高齢者の方、また障害をお持ちの方にも優しい商品をご活用いただけるよう目指しております。

  • 無農薬無添加

    天然い草の農薬問題を解決する方法論として、高湿度環境下でもダニやカビの心配のない、無機質素材人工い草を商品化しております。
    揮発性もなく燃焼時の有毒ガスも発生しない素材です。専門医師の指導によりアレルギーや化学物質過敏症の患者様にもご活用いただけるよう配慮しました。

  • リサイクル

    ポリプロピレン畳繊維を自社工場で製造している強みを生かし、製造時のごみを捨てることなくリペレットし、再商品化に取り組み始めました。
    将来的には販売した商品を回収、再商品化する循環型システムを目標にしております。

  • 地球にやさしく

    おり座の畳は壊れにくく、汚れたら、洗えることでかなりの長期間ご使用いただけます。ごみを減らし、経済的にも生涯コストの削減になります。
    私たちは、商品の長寿命化による人々の幸せを考えて参ります。

  • 目標 3
    すべての人に
    健康と福祉を

    あらゆる年齢のすべての人の
    健康的な生活を確保し、
    福祉を推進する

  • 目標 7
    エネルギーをみんなに
    そしてクリーンに

    すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギー
    へのアクセスを可能にする

  • 目標 12
    つくる責任
    つかう責任

    持続可能な消費と生産の
    パターンを確保する

使い捨てのない未来へ

一度購入したら生涯ご使用頂けるような耐久性を目指したおり座。
床材は汚れるのがあたりまえですが、ご自身でいつでも簡単にメンテナンスができる工夫をしました。